講師紹介
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藤本 尚士(ふじもと ひさし)

略歴

 兵庫県神戸市出身の41歳。身長174cm 体重92kg(2011年11月16日現在。以前は100kg超だった)
元東濃最大手○ード進学塾恵那校舎の初代校舎長。恵那校舎に代ゼミサテライン予備校しかなかった頃から恵那校舎を担当、その後小中等部の立ち上げから、集団指導塾への切り替えを経て、地元に定着させる。その後3年間の充電の後、恵那にて当塾、学習空間Wingを開校。オリジナルのプリント教材の作成と、理系教科の指導を行っている。得意教科は化学、数学TA、数学UB。特に化学は大得意なのだが、現状で生徒の大半が文系のため(泣)、あまり役に立っておらず、非常に残念。それでも、“生徒にとって理想の教室をつくる”ことと、“自分が本当に通いたい塾をつくる”ことに対する情熱はゆるがない。


最近気になっていること

 学習塾の講師になって、早いもので13年が過ぎた。高校入試を8回、大学入試を5回、生徒が主演の受験というドラマを間近に見てきた。ハッピーエンドになったものもあれば、そうでないものもある。今年もまた新入生を迎え、夏を迎えようとしている。受験生に関しては、今年は人数が少ないこともあって、1人1人に対する思い入れは例年になく強い。もうここまでくれば、現在の自分に出来ることは、生徒を気分よく送り出してやることと、神頼みくらいのものだ。1、2年生は受験生の姿から何かを感じ取って欲しいものだと思う。なぜなら、必ず自分の番がやってくるのだから。受験生の歓喜と悲哀とともに当塾はある。全員にハッピーエンドを届けられる塾でありたいと心から願うばかりである。


高校生へのメッセージ

 10年後に振り返ったときに、将来の自分に恥ずかしくない高校生活を送ってください。後悔しないよう、今を一生懸命に過ごしてください。塾の講師をしている自分がいうのもどうかとは思いますが、勉強だけしていてはもったいないです。なにも勉強に限ったことでなく、高校生の時期は考え方やものの見方、価値観などが大きく変化して、自分というものがゆっくり形成されていく時期です。ここで努力して何かを手に入れるという成功体験は、今後のあなたの大きな財産になると思います。ぜひ、自分に出来ることを見つけて、なりたい自分になれるよう、自分に負けず、妥協せず、積極的に自分の可能性に挑戦してください。そして、いっぱい悩み、いっぱい考えてください。この時期にしっかり自分を見つめれば、きっと何かが見つかるはずです。


最近の高校生について

 世間ではゆとり世代といわれ、あまり評判がよくないが、筆者(1970年生まれ)の頃と比べて現代の高校生のほうが総じて真面目な生徒が多いと感じる。学力についても、鍛えられていないがゆえに基礎的な計算や、漢字の書き取りができない生徒は確かに以前より増えた気がするが、これは生徒本人に責任があるとは思わない。ただ、以前と比べて均質になってきている。例えば、以前はこんな解法があったのかと、生徒に関心させられる場面が多々あったが、最近はみんな教科書どおりの解法で個性がなく、若く荒削りの発想力や、尖った感性が感じられなくなったような気がする。また、マイナス思考であきらめの早い生徒は確実に増えつつある。この点に関してはかなり深刻である。筆者は上位大学へ進学できる生徒の条件として、プラス思考であることは、必要不可欠であると信じて疑わない。例えば、模試や学校の定期試験に臨むとして、プラス思考の生徒は、仮にテストに失敗したとしてもそこから反省を得るのに対し、マイナス思考の生徒は自信と希望を失う。同じ結果に対して、一方は得るものがあり、もう一方は失うものしかないとしたら、その積み重ねは大きな差となるに違いない。社会に出て明確な正解のない問題に取り組んだとき、自分と向き合って答えを搾り出さねばならないときは必ず来る。そのときまでとにかくプラス思考で頑張ってほしい。

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